banner

高麗人参はいつ飲むと効果的?

健康食品の高麗人参はいつ摂っても良い

生薬である高麗人参は滋養強壮作用、疲労回復作用、血流改善作用、免疫力向上作用、抗ストレス作用など優れた効果効能を持つのが特徴です。せっかく高価な高麗人参を利用するのですから効果効能を存分に引き出したいものです。

では高麗人参はいつ摂ったら良いのでしょうか? 漢方薬などの医薬品の場合は決められた用法と用量を守って摂る必要があります。
ですがそれ以外の高麗人参には特に決められた摂り方はありません。あくまで健康食品であり効果効能を保証するものではありませんから、どのようにして摂っても構いません。

それよりも大切なことは継続することです。即効性が期待できる代わりに副作用がある西洋薬と違って、東洋医学に基づいて用いられる高麗人参は効き目が穏やかですが副作用が少ないのが特徴です。
ですから効果を実感するためには少なくとも1~2ヶ月、体質まで改善するためにはそれ以上の長期間摂り続ける必要があります。もちろんどのような目的で摂るかによってベストなタイミングは変わってきます。
高麗人参はさまざまな症状や体質を改善することができますから、目的に合わせて摂るタイミングを考えましょう。

漢方薬は空腹時に摂る

生薬の定番である高麗人参は古くから漢方薬に用いられてきました。高麗人参を配合した漢方薬には「人参湯」をはじめ「人参養栄湯」「補中益気湯」「加味帰脾湯」「十全大補湯」などが有名です。
医薬品ですから摂り方が決められています。1日に2~3回に分けて服用してください。また漢方薬は空腹時に服用することが想定されていますから、水やお茶と一緒に食前または食事中に服用しましょう。
胃に食べ物がない状態で服用することで生薬が早く腸に届き吸収効率が上がります。摂る量は漢方薬の種類や年齢、体重、症状などによって異なります。
漢方薬は高麗人参以外にも複数の生薬を組み合わせて処方されます。例えば人参湯は人参、甘草、蒼朮、乾姜の4種類の生薬から構成されています。
高麗人参そのものには副作用がほとんどありませんが、生薬によっては副作用があるものもありますし、生薬同士の相性によっては副作用が生じることがあります。
空腹時に服用することで麻黄や附子といった刺激の強い生薬が胃酸によって緩和されて穏やかに作用し、副作用を軽減することができます。

胃腸の働きを活性化したいなら食前に摂る

高麗人参には胃腸の働きを活性化して消化機能を高める作用があります。消化不良や食欲不振でお悩みの方は食前に摂りましょう。食前に摂ることで胃腸の粘膜から素早く吸収されて、食欲と消化機能を高めることができます。
食欲が低下している、慢性的に胃もたれがするといった胃の不調が気になる方は食事の30分前にぬるま湯と一緒に摂りましょう。
少し早めに摂ることで成分が胃に十分に浸透して食事に備えることができますし、水よりもゆるま湯のほうが胃への刺激が少ないため効果的です。

体質によっては食後に摂る

高麗人参は昔から空腹時に摂ると良いと言われてきました。その理由は胃が空な状態のほうが早く腸まで届いて吸収されるからです。
ところが人によっては体質的に空腹時に摂ることで胸焼けや胃もたれが引き起こされることがあります。これは高麗人参の刺激が胃に伝わることで不快感が生じているためで、この刺激をやわらげるためには食後に摂るのがベストです。
空腹時に摂って「体の調子が思わしくない」「効果が実感できない」と感じた方は食後に摂るようにしましょう。高麗人参は食後に摂ってもしっかりと成分が吸収されますから、自分に合ったタイミングで摂っていただいて構いません。

だるさや倦怠感を感じている方は朝摂ると良い

高麗人参の主成分であるジンセノサイドには、中枢神経を活性化するジオール系と中枢神経を鎮静するトリオール系があります。根の部分にはこの二つのジンセノサイドがバランスよく含まれています。
この全く正反対に作用するジンセノサイドが両方含まれていることで、二つがバランス良く作用して自律神経を整えてくれます。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、この二つの神経が交互に作用することで体のリズムを保っています。
交感神経が優位になると体温や血圧が上昇し、心臓の動きが速くなり血液の循環が促されて体が活動的になります。そのため緊張や興奮を感じやすくなり、正常な状態であれば仕事や家事でアクティブに活動する日中に交感神経が優位になります。
一方、副交感神経が優位になると体温と血圧が低下して、体と頭を休めるために心身がリラックス状態になります。そのため眠りから目覚めて体が少しずつ動いていく朝の時間帯と、体と頭を休めて翌日に備える必要がある夕食後の夜の時間帯は副交感神経が優位な状態です。

ところがだるさや倦怠感を感じている方は「さあこれから働くぞ」という日中になっても副交感神経が優位なままのため、体が思うように動かず頭も働かないため仕事や家事に支障をきたしてしまいます。
そんな方は朝に高麗人参を摂りましょう。それによって早く交感神経を優位にすることができ、活発に活動する日中に備えることができます。
とはいえ朝の早い時間帯は眠りから覚めて少しずつ血圧や体温が上がり、体がアクティブな状態へと切り替わる時間です。そのためあまりにも早く交感神経が優位になると、緊張状態が長時間続くことで疲れが溜まってしまいます。
そこで朝食を摂り、家を出る直前の8~9時頃に高麗人参を摂りましょう。高麗人参を摂ることで自律神経の乱れを改善して、活力を取り戻すことができます。

ストレスや不眠に悩まされている方は夜摂ると良い

なにかと多忙な生活を送る現代人は常に強いストレスに晒されています。仕事のプレッシャーや人間関係のもつれが精神的な負担になって強いストレスとなりがちです。
就職や引越しなどの環境の変化もストレスとなりがちです。女性の場合は育児や介護によるストレスを抱えている方が多いでしょう。

このようなストレスは自律神経に乱れを生じさせ、本来は副交感神経を優位にして体と頭を休めなければいけない夜になっても交感神経が優位になったままとなります。
そのため仕事や家事が終わっても、体温と血圧が下がらずに緊張や興奮状態が続いてしまいます。心身をリラックスさせないといけない夜に交感神経が優位なままでは、しっかりと体と頭を休めることができなくなってしまいます。
このような状態が続くといくら寝ても疲れが取れることなく翌日に影響してしまいます。脳が活発な状態が続くため寝つきの悪さや不眠に悩まされることもあります。
そんな方は夜に高麗人参を摂りましょう。それによって早く副交感神経を優位することができ、心身を落ち着かせてリラックス状態に導かれます。体にエネルギーを蓄えて翌日に備えることができるようになります。
さらに脳を休ませてしっかりと熟睡することできるようになり、寝つきの悪さや不眠を解消することができます。
就寝前に摂っても構いませんが、高麗人参には体を温める働きがあるため、寝る直前に摂ると熟睡できないことがあります。寝る2~3時間前に摂ることをおすすめします。

運動前に摂ると良い

ダイエットや体作りのために運動している方は高麗人参を運動前に摂りましょう。高麗人参には体を温める働きがあるため、代謝を向上させて発汗を促すことができます。
さらに血流改善作用によって血行が促進されるため、足や腰、腕といった体を動かす部位にしっかりと栄養が行き渡ります。それによって運動のパフォーマンスが向上し怪我の予防にも繋がります。
摂る時間としては交感神経が活発による日中が良いでしょう。つまり日中に高麗人参を摂ってから運動することで代謝が上がり血行が促進されて、パフォーマンスを引き出すことができるというわけです。

banner
Copyright(c) 2013 Guide of Asian ginseng. All Rights Reserved.