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高麗人参の代用になるものってある?

人参という名前がつくサプリメントの原料はいくつかの種類がありますが、高麗人参の代用になるものはあるのでしょうか。
この記事では、高麗人参と他の人参の共通点や相違点をご説明します。

他の人参との比較

韓国産高麗人参(紅参)のサポニンは、日本の竹節人参の4.58倍、アメリカ人参の1.68倍、中国産田七人参の1.1倍であったという調査結果があります。
また、身近な食品でサポニンが豊富なものは大豆ですが、日本食品成分センターによると、高麗人参のサポニン量は大豆の7.7倍でした。
高麗人参はサポニンの量が豊富で、近いサポニン量のものは田七人参です。
しかし、人参に含まれるサポニン「ジンセノサイド」には200種類以上あり、それぞれの人参に含まれているジンセノサイドの組成は異なっています。
高麗人参に含まれている種類のサポニンが、他の人参にはほとんど含まれていないことや、含まれていても量やバランスが異なります。

田七人参

中枢神経抑制作用をもつ「ジンセノサイドRb1」、中枢神経興奮作用がある「ジンセノサイドRg1」、副腎皮質ホルモン分泌促進作用をもつ「ジンセノサイドRd」を含んでいますが、高麗人参に含まれていて抗炎症作用をもつ「ジンセノサイドRo」はほとんど含まれていません。

西洋人参

ジンセノサイドRb1、Rd、Rg1のほかRc、Re、Roも含み、高麗人参に似た組成をしています。
しかし、漢方における薬性の分類方法によると、朝鮮人参は体を温める「温性」ですが、西洋人参は体を冷やす「涼性」に属します。

竹節人参

中枢神経抑制や抗炎症作用をもつチクセツサポニンを含みます。

大豆との比較

高麗人参や田七人参のサポニンは血流を改善することにより、血栓や動脈硬化を予防するのに役立ちます。
一方、大豆サポニンは体内に吸収したブドウ糖と脂肪が結合するのを防ぐことにより、肥満予防に役立つほか、血中LDL(悪玉コテステロール)の数値を低下させることにより、動脈硬化予防に役立ちます。
このように動脈硬化を予防するメカニズムが違い、高麗人参のサポニンを大豆サポニンで代用することはできないといえます。

まとめ

高麗人参を他の人参や大豆と比較すると、サポニンの種類・量や薬性が異なり、高麗人参の代用になるとはいえません。

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