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高麗人参を原産地で選ぶ

前回の記事で高麗人参の原産国についてご説明しましたが、そのなかでどのような産地が有名なのでしょうか。
この記事は高麗人参の産地に着目します。

韓国の産地

韓国において高麗人参で有名な産地は江華島、忠清南道(チュンチョンナムド)にある錦山(クムサン)や、慶尚北道(キョンサンプクト)の栄州(ヨンジュ)市にある豊基(プンギ)などです。
錦山には高麗人参の博物館があり、豊基や錦山では高麗人参祭が開催されるほど高麗人参の栽培が盛んです。
錦山の高麗人参は他地域で育ったものよりサポニンが豊富で、江華島の高麗人参は固めで重量があり、香りが強いと言われています。

日本の産地

日本で高麗人参が栽培されてきた歴史があるのは、福島県会津若松市、長野県佐久市、島根県の大根島で、それぞれの産地で作られた高麗人参は会津人参、信州人参、雲州人参と呼ばれることもあります。
大根島は高麗人参の栽培に適した火山灰の土壌で、高麗人参栽培は約200年に松江藩の直轄事業として始まりました。
福島県の会津美里町にはJA会津人参農協が設立されていた沿革があり、高麗人参単独の農協は珍しく、高麗人参の栽培に力を入れていたといえます。
国産の高麗人参は生、エキス、粒などの形で販売されていますが、佐久では実のジャムも作られており、会津では細根を乾燥させたものも販売されています。

中国の産地

中国において高麗人参で有名な産地は吉林省の長白山地域で、ここで育った高麗人参を満州人参とも呼びます。
この地域にある撫松、通化、吉安といった産地で、季節の行事として高麗人参祭が開催されます。
長白山では品種改良に力を入れ、自生に近い環境で栽培し、化学肥料や農薬を使わない栽培にも取り組んでいます。
長白山の高麗人参は乾燥、ドリンク、カプセルなどの形で流通していますが、つぼみやひげ根も販売されています。

終わりに

高麗人参の栽培には適した気候や栄養豊富な土壌が必要です。
高麗人参は栽培が難しいものですが、有名な産地にはその技術が受け継がれています。

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