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高麗人参と注意すべき飲み合わせ

サプリメントや食品には薬との飲み合わせが悪いものがありますが、高麗人参はどうでしょうか。
この記事では、高麗人参と薬の飲み合わせについてまとめます。

高麗人参の添付文書を見てみよう

一般用医薬品の高麗人参エキス顆粒の添付文書には、「医師の治療を受けている方、妊娠中または妊娠していると思われる方は、服用前に医師又は薬剤師に相談してください」という記載がありますが、併用してはいけない薬剤名は具体的に挙げられていません。
また、高麗人参の健康食品メーカーのサイトには、「ワルファリンを処方されている方は、服用前に医師に相談してください」「風邪などの発熱時に葛根湯を飲んでいる方は高麗人参を飲用せず、肩こりなどで葛根湯を服用している場合は、高麗人参飲用までに数時間以上間隔を空けてください」ということが記載されています。
ワルファリンは血液を固まりにくくする薬で、葛根湯は発汗を促して解熱消炎する作用や、体を温めて筋肉の凝りを和らげる作用をもっています。

理論的に考えられる相互作用

厚生労働省「健康食品の安全性・有効性情報」によると、高麗人参の医薬品等との相互作用について、以下の内容が書かれています。
※薬の説明は著者による解説です。

1.神経系に作用する医薬品、免疫抑制薬や、MAO 阻害薬の作用に影響を与えることが考えられる(MAO阻害薬はパーキンソン病の治療薬で、セレギリン塩酸塩などの成分があります)

2.インスリンの作用を強めるおそれがあるため、糖尿病薬の作用を増強する可能性がある

3.カフェインとの同時摂取で朝鮮人参の作用を強めることがある

4.肝酵素シトクロムP450によって代謝される薬物と相互作用を起こす可能性がある(肝臓でシトクロムP450によって代謝される薬物は多数にのぼり、高麗人参はその作用を阻害するといわれています。)

5.カルシウム拮抗薬などどの血圧や心臓病の治療薬と相互作用をもたらすことがある(カルシウム拮抗薬は血管を広げる作用があり、代表例はニフェジピンです。)

終わりに

薬を服用中の方は、高麗人参の服用について医師に相談してください。

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