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高麗人参の漢方としての役割

高麗人参は市販されている漢方薬にも使われていますが、どのような役割を果たしているのでしょうか。
この記事では高麗人参が含まれている漢方薬についてご説明します。

漢方の高麗人参の働き

高麗人参は「人参湯」「補中益気湯」「人参養栄湯」「釣藤散」「半夏瀉心湯」などの漢方薬に使われていて、広く用いられているのは生薬を煎じたエキスを顆粒や粉末にした薬です。
漢方薬の多くには5~10種類程度の生薬が使われ、それらが色々な働きをして効果を生み出しています。
高麗人参は主に体を温めて新陳代謝を促すことにより、弱った胃を改善する役割を果たしています。
それでは高麗人参が使われている漢方薬の効果について見ていきましょう。

人参湯
体力がない方向けで、胃アトニーや胃炎などに用いられます。
胃アトニーは胃の下部が骨盤の位置まで細長く垂れ下がった形になり、消化不良や胃もたれが生じることです。
胃下垂も胃アトニーより程度が軽く、自覚症状がないものをさします。
カンキョウやカンゾウなどの生薬が使われていて、原料の1/4が高麗人参です。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
体力がなく胃腸が衰弱している方の疲労、倦怠、食欲不振などに用いられます。
オウギやソウジュツなどの生薬も使われていて、原料の1/6が高麗人参です。

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
体力が中程度でみぞおちにつかえを感じるときの消化不良、胃下垂、胃炎、胸やけなどに用いられ、ストレスの影響による場合にも用いられます。
ハンゲという生薬が最も多く含まれていて、高麗人参の割合は原料の1/7.4です。

人参養栄湯
体力低下、疲労、倦怠、食欲不振、貧血などに用いられます。
12種類の生薬が含まれていて、ジオウ、トウキ、ビャクジュツ、ブクリョウが多く配合されています。

釣藤散(ちょうとうさん)
体力が中程度で血圧が高めの方の頭痛やめまいに用いられます。
11種類の生薬が含まれていて、最も多いのはセッコウという生薬です。

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