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高麗人参はどんな人に向いている?

高麗人参は中医学で長く用いられる生薬の一つですから、どのような方に適しているかに関する知識が蓄積されています。
この記事では高麗人参がどのような方に向いているかをご説明します。

高麗人参は補虚薬

中医学では、高麗人参は人の機能や活動を強化して、病気への抵抗力を高め、虚弱による症状を緩和する「補虚薬」に分類されます。
補虚薬には「気」「血」「陰」「陽」を補うものがありますが、高麗人参は「気」を補う補気薬に分類され、内臓の活動機能を強化して、エネルギーである「気」が不足する「気虚」による症状を治します。
「気」は食べ物から取り込むので、胃腸の調子が悪くなると気が不足しますが、高麗人参は胃の調子を整えて元気を補う力が強いものです。
補虚薬は虚証の体質に適していて、病気の原因である「邪気」がたまっている邪実証で、病気への抵抗力である「正気」が不足していない方には向いていません。
また補気薬は気を滞らせるため、湿邪による腹部膨満がある方には使用してはいけないといわれています。
中医学では病気の原因になる自然環境の変化を6種類挙げ、その一つが湿邪で、湿気が多いことから体調不良が起こると考えられています。

高麗人参の性質

中医学で「人参」というと、ウコギ科のオタネニンジンである高麗人参のことです。
高麗人参の薬性は体を温める「温」で、五味という分類によると、身体の衰えを補ったり、緊張を緩和したりする作用をもつ「甘」に属します。
なお、生薬に「西洋参」もありますが、これはウコギ科のアメリカニンジンで、高麗人参とは別のものです。
西洋参も補気薬ではありますが、薬性は体を冷やす「寒」です。

高麗人参を服用できる年齢は?

高麗人参エキス顆粒の添付文書を見ると、風邪をひきやすい、食欲不振、冷え性、貧血、低血圧、栄養不良などの方に向いています。
8歳以上15歳未満の1回量は大人の1/2とされており、8歳未満は用いないように記載されています。

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