高麗人参はどんな人に向いている?
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高麗人参飴はどんな人に向いている?

高麗人参飴はこんな人に向いている

価格がお手頃

古くから生薬として利用され漢方薬の定番である高麗人参は、その効果効能の高さから根強い人気を誇っています。
とはいえもっと気軽に高麗人参を摂りたい、とりあえず高麗人参を試してみたいという方には、生薬としての高麗人参はちょっと敷居が高く感じてしまいます。
そんな方に向いているのが高麗人参を配合した飴です。高級品である生薬の高麗人参は高価なためなかなか手が出ないという方も、高麗人参飴は安いもので数百円程度で買えてお手ごろです。
薬と違って水なしで摂れるのもメリットです。一般的には「高麗人参飴」または「人参飴」と呼ばれ、さまざまな商品が売られています。

原材料

では高麗人参飴とはどのような飴なのでしょうか? まずその原料から見ていくと、多くの商品では高麗人参の粉末や抽出したエキスが使用されています。
また高麗人参は加工法によって3つに分けられます。土から掘り起こした日持ちがしない生の高麗人参である「水参(すいじん)」、皮を剥いて水分が14%以下になるまで乾燥させた「白参(はくじん)」、皮を剥かずに蒸気で蒸して水分が12%以下になるまで乾燥させた「紅参(こうじん)」です。
その中でも紅参は有効成分のジンセノサイドが最も多く含まれているため、高麗人参の中でも上級品とされ珍重されています。より高い健康効果を期待するなら紅参を使用した高麗人参飴がおすすめです。

もう一つ気になるのが味です。生薬として使われる高麗人参は独特の漢方臭さと苦味やエグミがあるためかなりクセがあります。「良薬は口に苦し」と昔から言いますが、飴に加工しているとはいえ人によっては「おいしくない」と感じられるようです。
しかし、この高麗人参飴独特の苦味はジンセノサイドの苦味です。飴の中にしっかりとジンセノサイドが含まれているという証拠でもあります。最近では苦味を抑えた商品も開発されていますから、自分の好みに合った高麗人参飴を探してみてはどうでしょうか。

高麗人参飴の効果

原料の高麗人参には炭水化物、ビタミン類、ミネラル類、ペプチド類、核酸類などが含まれていますが、最大の有効成分はサポニンの一種であるジンセノサイドです。
これまでに約40種類が発見されているジンセノサイドには、滋養強壮作用、抗酸化作用、抗ストレス作用、免疫力向上作用、血流を整える作用などさまざまな効果が認められています。
また高麗人参を生薬として処方した漢方薬では、体のエネルギー源である気を増やす補気作用や、全身に栄養を行き届かせる役割を果たす血を増やす補気作用を謳っています。
より具体的には体力や気力を充実させ、免疫力を高めることで病気に罹りにくくします。血流を整えることで血栓ができるのを防いで動脈硬化を予防します。それによって冷え性や肩凝りを改善する効果も期待できます。
このような効果効能は飴に加工しても変わることはありませんが、一般食品として売られている高麗人参飴は効果効能が保証されていないため、どれだけの効果が得られるかは未知数です。

高麗人参飴はどこで買えるのか

高麗人参の本場韓国で高麗人参飴はポピュラーであり、韓国土産の定番としてさまざまな場所で売られています。韓国を旅行した際にはソウル市内のデパート、南大門市場、漢方の専門市場として有名な京東市場などで探してみましょう。
中でも600年の歴史を持つ南大門市場では高麗人参を扱うたくさんの店が軒を連ねていて、さまざまなタイプの商品が売られています。定番は粉末やエキス、人参茶や人参酒ですが、高麗人参や紅参風味の飴やチョコレートなどのお菓子もたくさん売られています。
価格は5000ウォン程度からと手ごろですので、自分用だけでなく家族や友人の分も買い求めてはいかがでしょうか。1万店余りの店があり、高麗人参以外にもお土産や食品、日用品などあらゆる品物が並ぶ南大門市場はソウル観光の定番となっています。
高麗人参飴は外国人旅行者が多く利用する空港やターミナル駅、観光名所に出店するお土産物屋さんでしたら必ずといっていいほど売られていますが、おすすめは高麗人参の専門店です。
韓国国内にはソウル市内を中心に高麗人参の専門店が多数あり、ありとあらゆる高麗人参関係の商品を扱っていて、どれを買ったいいのか迷うほどです。価格も専門店のほうが安いのでお得な買い物ができます。

もちろん高麗人参飴は日本国内でも買うことができます。とはいえ高麗人参飴は日本ではそれほどメジャーではないため、残念ながら大手メーカーでは商品開発に積極的ではないようです。
ですが高麗人参の生産地として有名な福島県会津地方、長野県東信地方、島根県松江市大根島で収穫された高麗人参を使い、地元の老舗メーカーさんがお土産や贈答向けに製造販売しています。
これらの地方を旅行で訪れた際にはお土産物屋さんなどで高麗人参飴を探してみましょう。国産の高麗人参は生産量が少ないため韓国産を使用したものよりも価格は高めですが、品質が保証されていて、日本人向けに味を調整されているため韓国産のものよりも口に合いやすいのが魅力です。
もっと気軽に購入したい方はインターネット通販が便利です。自分の目で確認して買うことが出来ないため当たり外れがあったり、ネットショップによって価格がマチマチなのがデメリットですが、とにかく高麗人参飴を試してみたいという方に適しています。

注意点

生薬として漢方薬に処方されている高麗人参は十分な量の有効成分が含まれており、効果効能も保証されています。しかし、高麗人参飴には一粒にどれくらいの量の高麗人参が使われているか、有効成分であるジンセノサイドがどれくらい含まれているかパッケージを見ただけでは分かりません。
飴の中に含まれる高麗人参エキスや粉末は少量のため、生薬の高麗人参よりも有効成分が少ないとされています。そもそも高麗人参飴の多くは効果効能を表示できない一般食品ですから、治療目的に摂るものではありません。
過度な期待は禁物であり、飴を摂ることで「健康に良い効果が得られれば良いな」程度に考えましょう。持病や体調不良を治したい、しっかりとした効果を得たいという方は生薬の高麗人参を処方した漢方薬を利用してください。

韓国では安価な中国産の高麗人参を韓国産と偽って販売する産地偽装が後を絶ちません。高品質の韓国産紅参を使っていると謳っている高麗人参飴であっても、本当に韓国産を使っているのか私たちには分からないのです。
また韓国産の輸入食品には農薬や細菌の混入という問題もあります。厚生労働省では毎年のように残留農薬が基準値を超えているもの、日本国内で使用することができない添加物を使っているものなど、食品衛生法に違反した事例を公表しています。
2012年度の違反件数を見ると韓国は37件で7位と数だけ見ると少数でしたが、違反率を見ると違反件数221件で1位の中国が0.22%であるのに対して、韓国は0.45%と中国を上回っています。その中には高麗人参茶から基準を超える細菌が検出された事例も含みます。
これは2010年前後から韓国国内で食品汚染が相次いでいるためと考えられ、その理由としては韓国の食産業は中小のメーカーが多く、設備投資などにコストをかけられないことが挙げられます。(*1)
このような品質や安全性が疑わしい輸入商品を掴まされないためには、より信頼性の高い業者や専門店から購入したいものです。

ハチミツ入りのマイルドな飴も

高麗人参特有の強い苦味がどうしても口に合わないという方には、ハチミツ入りのマイルドな高麗人参飴がおすすめです。高麗人参とハチミツはとても相性が良く、紅参茶や紅参酒にハチミツを加えるのは定番となっています。
いくら「良薬は口に苦し」と言っても口に合わず不味いと感じるようでは続けることは出来ません。高麗人参は続けないと効果は得られないので、苦いのがダメな方はハチミツ入りの高麗人参飴を探してみましょう。

*1参考元:しじみから毒性強い農薬…韓国輸入食品に潜む危険 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット) https://dot.asahi.com/news/domestic/2013111800011.html?page=1 アクセス日 2018/2/15

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