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高麗人参はいつからあるの?

高麗人参の歴史はとてつもなく長いということはご理解いただけたかと思います。 一説では、4000年前からあるとも5000年前からあるともいわれています。 歴史として明確に書物に登場するのは2000年ほど前のことです。 「神農本草経」という中国のはじめての薬物書のなかに登場しています。 そこでも、高麗人参は優秀な漢方薬として記述されており、上薬のなかでも特筆すべき上薬として紹介されています。 ちなみに、秦の始皇帝も高麗人参を愛飲していたそうです。

4000年前といえば、日本ではまだ縄文時代のまっただなかです。 狩猟採集を主に行っていた時代ですから、日本人はまだ鉄器や青銅器を使う事さえなかったのです。 そればかりか、水稲耕作などの技術や文化もありませんでした。 そう考えると、当時の高麗人参は、まるで魔法の薬のような存在だったかもしれませんね。

もっとも、高麗人参が日本に伝わってきたのは奈良時代のことです。 奈良時代までくれば、日本も律令政治が整備されてきているわけです。 しかし、医学に関してはまだまだ発展しているとはいえない印象をうけます。 医疾令という令に従って国営医療がおこなわれていたものの、そのなかには呪禁などの古めかしいものも残っており、 実際に奈良時代の女帝、孝謙天皇は僧医である道鏡の治療をうけたことをきっかけに彼が政治の実権を握るまでの重用を続けるわけですが、 呪術による医学が発達していたくらいですから高麗人参の登場はまさに衝撃だったのではないでしょうか?

さらに時代がすすみ、江戸時代になると、とうとう日本でも高麗人参の栽培が始まります。 そもそも高麗人参の栽培が難易度の高いものだったということもあり、渡来から栽培開始までの期間がこれだけ空いてしまったわけですが、 徳川吉宗の時代にとうとう栽培が開始するわけです。

そして現在に至るまで、日本でも高麗人参は活用され続けています。 様々な症状(詳細は『高麗人参で何を改善できるの?』)に薬効を示す『万能薬』ですから、是非試してみてはいかがでしょうか?

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