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ブランデーで高麗人参酒を楽しもう

酒と相性の良い高麗人参

高麗人参をより手軽に毎日の食生活に取り入れたい方におすすめなのが薬用酒です。高麗人参をホワイトリカーで漬け込んだ高麗人参酒は定番です。

韓国では、高麗人参酒を、伝統的な鍋料理である「サムゲタン」を食べる前に飲む習慣があります。「酒は百薬の長」というように少量のお酒を食前に飲むことで、胃腸の働きを活発にして食欲を増進させる効果が期待できます。

高麗人参にも胃腸を活性化させることで消化機能を高める作用がありますから、酒と一緒に摂ることで相乗効果が期待できます。
アルコールは小腸から素早く吸収されるため、高麗人参の成分を酒に溶け込ませることで体に吸収されやすくなり、より効果を実感しやすくなります。
高麗人参には体を温める作用があり、体温を上げて発汗を促してくれます。ビールや日本酒などを飲むと体が冷えてしまいますが、高麗人参酒を食前に摂ることでアルコールによる冷えを予防することができます。
お酒を飲むときに気になるのが悪酔いや二日酔いです。高麗人参に含まれているジンセノサイドには肝機能を保護する作用があり、悪酔いや二日酔いを防ぐ効果が期待できます。

ブランデーで作る高麗人参酒

一般的な高麗人参酒はホワイトリカーに漬け込んで作ります。ホワイトリカーは、糖蜜を発酵させて蒸留してできたエタノールに、水を加えてアルコール度数を36%未満にしたもので、酒税法上は甲類焼酎に分類されます。
色は透明で味や香りがほとんどないことから主に果実酒を作るときに使われます。価格は1Lで1000円弱と手ごろなのがメリットです。
しかし、ホワイトリカーで作る高麗人参酒は、高麗人参特有の苦味と漢方臭さがそのまま残ってしまうため、人によっては飲みづらいと感じてしまいます。

そこでおすすめなのがブランデーを使って作る方法です。ワインなどの果実酒を蒸留して作ったブランデーは、アルコール度数が35~37%程度ありホワイトリカーとほとんど変わりません。
原料に使われている果実にはブドウ、りんご、さくらんぼなどがあり、それぞれ酸味や甘さが異なっています。どのブランデーを使うかによって味わいが変わるのが楽しいです。
ブランデーは果実本来のフルーティーな香り、優しい甘さとさわやかな酸味が感じられ、熟成させることで生まれた芳醇なコクとまろやかさが生まれるため、高麗人参の苦味と漢方臭さをやわらげてくれます。
高価なお酒というイメージがありますが、安価な果実酒用ブランデーはホワイトリカーと同じくらいの価格で購入することができます。

ブランデーを使った高麗人参酒の作り方

ブランデーで作る高麗人参酒の作り方はホワイトリカーで作る方法と全く同じです。熟成させた本格的な高麗人参酒は1年以上漬け込みます。
そこまで待てないという方は、少しさっぱりした仕上がりになりますが3~6ヶ月程度でも十分においしく出来上がります。時間はかかりますが寝かせるだけなので作り方は簡単です。興味のある方はぜひ試してみてください。

作る前の注意点

・用意するもの
漬け込む前にまずガラスの広口瓶を用意しましょう。

・水参・白参・紅参、どれを使うか
高麗人参は加工法によって畑から掘り出した生の状態の水参と、皮を剥いて水分が14%以下になるまで乾燥させた白参、皮を剥かずに蒸してから乾燥させた紅参があります。
新鮮な水参が手に入る方はぜひ使いましょう。やわらかくてみずみずしい水参は有効成分ジンセノサイドの量は多くありませんが、クセが少なく使いやすいのが特徴です。水参を漬け込む場合は1~2ヶ月程度でも味と成分がしっかりと染み出てきます。
乾燥させた高麗人参は石のように硬いため長期間漬け込む必要があります。白参は比較的安価で入手しやすいため高麗人参酒作りにおすすめです。紅参はジンセノサイドの量が多くより高い効果効能が期待できますが、上級品であるため安いもので数万円、高いものは数十万円します。
とはいえ中国産などのあまりに安価な高麗人参は農薬が残留している場合があります。品質の良い韓国産または日本産が良いでしょう。

作り方

【材料】

  • 果実酒用ブランデー 2L
  • 高麗人参 100g(水参を使う場合は200g)
  • クコの実 100g
  • 乾燥ナツメ 10個

【手順】

  1. しっかりと蓋ができる瓶を用意し、よく洗って乾燥させます。
  2. ブランデーを瓶に注ぎます。
  3. 高麗人参、クコの実、乾燥ナツメを瓶の中に入れます。
  4. そのまま冷暗所で半年以上寝かせます。

こんな方におすすめ

ブランデーで作る高麗人参酒は長い期間寝かせることで有効成分ジンセノサイドが染み出てきます。滋養強壮作用、疲労回復作用、食欲増進作用、血流改善作用、免疫力向上作用などさまざまな効果効能が期待できます。
高麗人参は漢方薬に使われる生薬の定番です。有効成分ジンセノサイドは大豆や黒豆などに含まれるサポニンの一種ですが、他の植物に含まれるサポニンとは異なり毒性がないのが特徴です。
高麗人参そのものにも副作用がほとんどないため、体が弱い方でも安心して摂ることができます。

  • 疲れを感じにくくし体を丈夫にするため働き盛りの世代の方
  • 血流を改善して血行が促進されるため冷え性でお悩みの女性
  • ホルモンバランスを整える効果が期待できるため更年期の女性

上記のような方におすすめです。

また食欲増進効果が期待できるため夏バテ予防にも最適です。高麗人参に含まれるジンセノサイドには自律神経のバランスを整える働きがあります。仕事や人間関係でストレスが溜まっているときにもおすすめです。
ほかにも虚弱体質の方、胃腸虚弱の方、疲れやすい方、体力気力の衰えを感じている方に適しています。

飲みすぎには注意

高麗人参酒がいくら体に良くてもアルコール度数35~37度のブランデーを使っているため、飲みすぎには注意が必要です。薬用酒であるため普通の焼酎やブランデーよりもアルコールを感じにくくついつい飲みすぎてしまいがちです。
いくら二日酔いを防ぐ効果があるとはいえ、過度な飲酒は肝臓に負担をかけてしまいます。健康に良い高麗人参酒を飲みすぎて逆に体に負担をかけてしまっては意味がありません。
アルコールに弱い方は少量の高麗人参酒をお湯で割って飲みましょう。水割りでも構いませんが、お湯のほうが胃への刺激が少ないためアルコールの負担感をやわらげることができます。

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