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高麗人参と江戸幕府の意外な関係

日本人なら江戸幕府を知らないという方はいらっしゃらないでしょう。 1600年からはじまり、250年以上にあいだ、日本を支配してきた徳川家の政治です。 その江戸幕府のなかでも『暴れん坊将軍』などのドラマなどで特に人気を集めているのが、『徳川吉宗』です。 『徳川吉宗』は八代将軍として、かずかずの政策をうちだし、江戸幕府きっての名将軍として有名ですよね。 公事方御定書や目安箱の設置、米相場の改革などで知られている『享保の改革』にとりくんだことはあまりにも有名です。

その徳川吉宗の時代に高麗人参の栽培は日本で初めて成功しました。 それは、享保14年(1729年)のことだったといいます。 その後、徳川吉宗は、高麗人参の栽培を奨励した結果、日本でも全国に高麗人参の名産地ができるようになりました。 しかし、この高麗人参の栽培成功にいたるまでの時間は、大変長い道のりでした。

そもそも江戸幕府をひらいた徳川家康の時代から高麗人参の栽培計画は始まっていました。 徳川家康はたいへんな『健康マニア』だったそうで、高麗人参についても、その効能や薬効の魅力を高く評価していました。 その為、高麗人参を常に携帯するほどだったそうです。

そこまでしている家康なら、当然、高麗人参栽培にも意欲的になるはずです。 実際のところ、家康も高麗人参栽培に尽力していたそうです。 しかし、高麗人参の栽培のもっとも難しいポイントは種からの『発芽』だそうです。 その点につまずき、徳川家康は高麗人参の栽培を成功させることはできなかったのです。

しかし、ひ孫にあたる吉宗の時代に、ついに悲願を達成したのです。 現在の日本での高麗人参栽培の成長や高麗人参の人気の高さを徳川家康が知れば、さぞかし喜ぶことでしょう。

高麗人参というと、中国や韓国などの本場の歴史に目を奪われがちですが、日本にも素晴らしい高麗人参の歴史ドラマがあるわけです。 開城産の高麗人参(高麗人参の世界的特産地とは?を参照ください)も素晴らしいですが、日本産の高麗人参にも注目してみてはいかがでしょうか?

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