高麗人参の血圧調整機能とは?
高麗人参が効能を示す症状は、数えきれないほど多く、実に優秀な食材であるといえます。 とくに血液への働きかけは特筆すべきものがあり、高い効果で改善を望むことができるでしょう。
そんな高麗人参も、最近では非常に求めやすい価格になりました。 つい最近までは、高麗人参は高級品で、日常的に服用するには、ある程度『お金持ち』である必要があったのです。
高麗人参のなかでも特に高級品だったのは、山に自生する天然ものの高麗人参で、山人参といわれるものです。 大きさや形、何年ものかなどによって価格は変動しますが、なんと家一軒分ほどの価格になることもあったそうです。 しばしば時代劇などで、貧しい家の娘が病気の両親のために高麗人参を買いに行く場面が登場しますが、その高い効果に対しては、やはり相応の代価が必要ということです。
高麗人参が高級品になったのには、いくつかの理由があります。 その栽培のむずかしさと同時に、なんといっても効果の高さ故に高級品になったのです。 そんな高麗人参の血圧調整機能についてみていきましょう。
高血圧は様々な重篤な疾患を招く恐ろしい症状だという認識も、最近の健康ブームのおかげでより一層深まってきました。 一般に高血圧の原因は90パーセント以上の場合、不明とされています。
しかし、様々な要因が複雑に絡み合って発症するという見方もつよくなってきています。
・交感神経の機能が促進されてしまう場合
・ホルモンの干渉
・循環血漿量のオーバー
などの理由が重なって発症してしまうことが考えられます。
サポニンの力でも触れましたが、高麗人参には、サポニン(=ジンセノイド)が含まれており、これが高血圧の症状改善にも役立ちます。
自律神経を安定させてくれますし、血管を拡張させて血流を改善してくれます。
これらの働きによって、高麗人参は高血圧症状から血圧を正常値へ戻してくれるのです。
さらに、高麗人参は低血圧症も改善してくれます。 血圧を正常な方向へもっていく効果があるわけです。
血圧に困ったら高麗人参を頼ってみてはいかがでしょうか?