サポニンの力
高麗人参のもっとも特徴的な成分のひとつに『サポニン』というものが挙げられます。 強壮や不老長寿などの効果をもたらす素晴らしい食材、高麗人参のパワーのみなもとといっても過言ではない重要な成分です。 では、このサポニンとは一体なんなのでしょうか?
そもそもサポニンの発見は1854年にまでさかのぼります。 発見者はガリックという学者で、その際は、パナキロンと名付けられたようです。 もっともパナキロンというのは、現在、サポニンとされているものの一種なのだそうです。
サポニンそのものの特徴として、水に溶けづらい泡を発生させるというのもがあります。 例えば、高麗人参を煎じて飲もうとするときに、泡がたつでしょう。 その際の、泡はサポニンの力によるものなのです。 サポニンは、もちろん高麗人参以外の植物にも含まれているのですが、平安時代のころは、このサポニンの泡をシャンプーに応用していたという説もあります。
サポニンには、殺菌・抗菌作用のほか、抗炎症作用なども持っています。 これらの作用が基本となり、疲労回復や免疫力の増強、血流の促進などをサポートしてくれます。 この他にも、様々な効能を持っているサポニンですが、高麗人参には他の植物に比べると、圧倒的な含有量を誇っています。
そして、このサポニンには様々な種類があることでも知られています。 高麗人参に含まれているサポニンには、特殊なものが多く、種類も多岐にわたります。 脂質・糖質などの代謝促進をはじめ、ウイルス感染を防御する作用やがん転移抑制作用などなど・・・ それらの高い効能から高麗人参は『万能薬』とも『不老長寿の薬』とも言われるようになったのでしょう。
先述したとおり、サポニンは高麗人参に豊富に含まれています。 その含有量は、植物のなかでも群を抜いています。 みなさんも是非、高麗人参で健康を手に入れましょう。
体調がすぐれない人には効果があらわれますし、体調が悪くなくても予防効果を示します。 老若男女を問わず、高麗人参は誰にでも効果を発揮してくれるのです。