高麗人参に食べ方はあるの?
様々なサプリメントや健康食品が開発されている現在においても、長い歴史をほこってきた高麗人参は特に優秀な効果で高い評価を得ています。 そして、現在ではサプリメントやドリンクのようなかたちで濃縮され飲みやすく続けやすいような形で商品化されることが多いようです。 しかし、もっとも効率の良い飲み方は、煎じて飲むという方法だと言われています。
高麗人参の本場である韓国では、人参茶(インサムチャ)といって、高麗人参を煎じたものをのむ風習が今でもあります。 基本的には、乾燥させてある高麗人参を鍋で煮込み、それにナツメや生姜などを加える方法が一般的です。 一時間ほど煮込めば完成です。 また、高麗人参に含まれる有効成分『サポニン』には『泡立つ』という特徴もあります。 目を離している間に吹きこぼれてしまうこともあるので注意しましょう。
また、同じく韓国では『サムゲタン』という高麗人参料理が伝統的に親しまれています。 この『サムゲタン』は意外にも韓国の若い女性層に人気があるのです。
サムゲタンの専門店も多く、韓国の伝統的な料理のひとつとしてしばしば挙げられるのですが、 鳥のコラーゲンや高麗人参の栄養が凝縮されているので非常に健康・美容に効果的なので す。 特に体調が崩れやすい夏場や冬場などに好んで食べられている料理で、日本でいうところの土用の丑に食べられるウナギのようなイメージでしょうか? 韓国家庭では、比較的一般的な食材として扱われており、価格も日本に比べるとはるかに安いようです。
韓国では、高麗人参を天ぷらにしたりして食べたり、お酒につけたりすることもあるようです。 さらには炒め物などに加えたりと様々な方法で家庭料理に使われています。
味の方はどうでしょうか? 結論から言えば、高麗人参は実際に食べてみると、意外においしいのです。 独特の甘みがまず口に広がり、後味として苦味が出てくるようなイメージですね。 一度食べたら癖になってしまうくらいで、食べたら意外にはまってしまう方もいるかもしれません。