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水参・白参・紅参、それぞれの特徴・・・

高麗人参の歴史の長さは、ほかの漢方薬を圧倒するほど長いことはご存じでしょう。 なんといってもその効能の高さは当時から認識されていましたから、現代ほど医学が発達していなかった当時は宝物のように扱われていたのでしょう。(高麗人参の歴史・・・でも解説しています。) だからこそ、高麗人参に関しての様々な加工法が開発されました。 その代表例として『紅参』『白参』『水参』の三種類があります。

では、これらはいったいどんな基準で分類されているのでしょうか? まずは、『水参』から見ていきましょう。 そもそも『水参』とは、生の高麗人参の根を指しているので、とくに加工されたとは言い難いですね。 とはいっても、市場に出回っている高麗人参は、ほとんどがこれを加工したものです。

そして次に『白参』が挙げられます。 『白参』になる高麗人参は通常、4年根(4年もの)です。この4年根の皮をむいてほしたものが『白参』と言われているわけですね。 ちなみに、皮をはがさずに乾燥させたものは『皮つき白参』と呼ばれています。

そして最後に『紅参』という加工法を見てみましょう。 この『紅参』は、今挙げた3つの加工法の中でもっとも優秀だといわれています。 一体何が・どこが優秀なのでしょうか?

その答えとして、『サポニンの含有量』が挙げられます。 そもそも高麗人参に含まれているサポニンは、皮の周辺に含まれていると言われています。 この『紅参』は皮をはがさずに煮てから乾かしたものなので、サポニンがたくさんふくまれているというわけです。 もっとも、この加工方法は、はじめは単純に高麗人参を長期保存するための手段だったそうです。 そして、この『紅参』は効果が高い分、もっとも高級品でもあります。

とはいっても、現在では一般に購入できる価格ですので、効果を求めている方にはぴったりといえるでしょう。 また、六年根の『紅参』であればなおさら効果を期待できます。 少しくらいの価格の差であれば、せっかくなのですから、高い効果を得ることができるものの購入を検討してはいかがでしょうか? 実際に、六年根の紅参の効能は、かなり高いです。 もし、余裕があれば比べてみてはいかがでしょうか?

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