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高麗人参酒

健康食品として注目されている高麗人参は、サプリメントやエキスなどの商品が増えて気軽に利用しやすくなっています。
様々な種類の商品が販売されている中で、高麗人参はお酒と相性が良いことはご存知でしょうか。
高麗人参酒は意外にも簡単に作ることができ、自分好みの味にアレンジして楽しむことができるので、「高麗人参を始めようかな」と考えているお酒好きな方にお勧めです。

1.作り方
(1)自分で手づくり
生の高麗人参(水参)には土がついている可能性があるので、土や汚れは洗い流してから使ってください。
そして、同じくよく洗った清潔な広口ビンを用意して、そこに高麗人参(6年根が良い)200gとアルコール度数35%くらいのホワイトリカーや焼酎1800mlを入れます。高麗人参酒の詳しい作り方はこちらです。
冷暗所に保管して1か月を過ぎた頃から飲み始めることができます。
乾燥した高麗人参(白参、紅参)を使った場合には半年ほど待ちましょう。
1日10ccくらいを、お湯や水で割って飲んでください。
始めは慣れない味かもしれませんが、長く浸けるほど甘みは増していき、成分の抽出率も上がります。
砂糖を一緒に入れる方法もありますが、後で飲む際にアレンジを加えて飲みやすくする工夫ができますので、シンプルにアルコールと高麗人参だけで、成分をしっかり抽出することをお勧めします。

(2)エキスや抽出液で簡単に
これは非常に簡単で、好きなお酒に別途購入した高麗人参のエキスや抽出液を混ぜるだけです。
だいたいコップ1杯分のお酒(180cc~200cc)に対して、1.5~2gほどのエキスや抽出液を混ぜます。
製品によっては1日の摂取量が決められているので、その量を超えないように注意してください。
ウォッカやブランデー、ウィスキーなど、自分の好きなお酒と一緒に、簡単に高麗人参を楽しむことができます。
エキスや抽出液は成分の濃度も高いので、より高麗人参の効果を得たいという人にお勧めです。

2.自分好みにアレンジ
高麗人参酒は高麗人参の味が苦手という人でも、自分で飲みやすいようにアレンジができるのが良いところです。
人気があるのは蜂蜜やシロップで、甘みを加えることで高麗人参の苦みが抑えられ、飲みやすくなります。
他にはレモンを搾ったり、スライスして浮かべる方法があります。
香りや風味を調節する意味もありますが、レモンに含まれるビタミンCは、高麗人参に含まれるミネラルの吸収を促進する働きがあります。
高麗人参にはビタミンB群は豊富に含まれていますが、残念ながらビタミンCは含まれていませんから、栄養面からみてもレモンはお勧めです。
その他アセロラや、柑橘類などを加える方法もあります。

3.市販の高麗人参酒
市販の高麗人参酒は、長期間漬け込んで成分を抽出した商品が多くみられます。
長い物で10年以上漬け込んだ商品が多く出回っていて、高麗人参がそのままビンに入っているものもあります。
それだけ時間をかけて作っているものは、安い物でも720mlで4000円前後のお値段がします。
ですが、生の高麗人参もいいものを選べばそれ以上のお値段がしますので、手づくりと市販のどちらを選ぶかはその人次第です。
市販の高麗人参酒は、高麗人参以外に他の生薬が配合されていたり、ハーブや果汁などで風味や味を調整して、飲みやすく作られているものが多いです。

4.高麗人参酒の効果
(1)血行を促進して、冷え性を改善
高麗人参の代表的な効果の一つが、体を温める血行促進効果です。
高麗人参には有効成分サポニンをはじめ、アミノ酸のアルギニンなど、血管を拡張して血液循環を良くする成分が豊富に含まれています。
もともとお酒を飲むと体が温まりますから、高麗人参と一緒に摂ることで相乗効果が期待でき、女性に多い冷え性の改善に役立ちます。

(2)ストレス軽減
高麗人参に含まれるサポニンにはストレスを軽減する効果が認められています。
ストレス社会といわれる現代では、過労や人間関係、介護や子育ての問題などで日常的にストレスが溜まっている人が多くなっています。
過剰なストレスは自律神経とホルモンバランスを崩し、不眠や頭痛などの様々な体調不良の原因になります。
サポニンは自律神経とホルモンバランスをコントロールする脳の視床下部に働いて、ストレスを緩和する効果があります。
日常的にイライラが続いている、最近怒りっぽくなったという人にはサポニンの鎮静作用が働いて、気持ちが落ち着いてリラックスできる効果があります。
お酒を飲んで日頃のストレス解消という人には、ぜひ高麗人参酒がお勧めです。

(3)安眠・疲労回復
高麗人参は体のめぐりを改善して血行を促進し、新陳代謝を活発にします。
新陳代謝が活発になることで、細胞の再生周期が整えられ新しい細胞に生まれ変わりますから、疲労回復の効果が期待できます。
また、サポニンのストレス緩和と鎮静効果で、夜はぐっすりと眠ることができます。
1日の疲れはその日のうちに取ることが大切ですから、高麗人参酒は疲労回復の役に立ってくれるでしょう。

5.注意事項
・高麗人参酒は体に良いとはいえ、お酒です。
飲みすぎには気を付けましょう。

・安眠効果があるので寝酒として利用しようと考える方もいるかもしれません。
ですが寝る前のお酒は、睡眠の持続を妨げ中途覚醒を促す恐れがあり、むしろ睡眠の質を下げるといわれています。
そのため、高麗人参酒は晩酌として楽しむのが良いでしょう。
コップ1杯分ほどをできれば寝る3時間前くらいに飲むのが理想的です。

・個人差がありますが、高麗人参の効果が現れるまでには1~2か月ほどかかります。
少しずつ体質が改善されていきますので、毎日続けて摂ることが大切です。

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