高麗人参酒の作り方
手間がかかるので市販の高麗人参酒を購入する方法もあります。
用意するもの
・高麗人参(6年根が良い)……200g
・焼酎、またはホワイトリカー(アルコール度数35~40度)……1800ml
・広口ビン(1800ml~2l)
注意点
なるべく早めに作業に取り掛かりましょう。
生の高麗人参は水分を多く含んでいるため、保存が利きません。
新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室で2、3日ほど、それ以上になる場合は密封して冷凍すれば10日ほどは持ちます。
作り方
(1)高麗人参に付いている土や汚れを水で洗い流します。
このときスポンジや歯ブラシを使っていいのですが、あまりゴシゴシこすりすぎないようにしましょう。
高麗人参の成分を一緒に洗い落とすことになってしまいます。
(2)洗った高麗人参は水気を取るために、日光に当てて2~3日乾かします。
(3)高麗人参が入るくらいの広口のビンを用意します。
大きさは用意できるもので良いです。
こちらもよく洗って乾かしておきます。
(4)ビンの中に高麗人参と、アルコール度数35~40度くらいの焼酎、またはホワイトリカーを入れます。
お好みで氷砂糖やクコの実、生姜などを入れることもできます。
(5)しっかりとフタを閉めて、日陰で気温差が少ない冷暗所に保管します。
(6)生の高麗人参なら1か月を過ぎた頃から、乾燥した高麗人参なら半年ほど経ってから飲み始めることができます。
じっくり成分を抽出したい人は、1年ほど待つと良いでしょう。
長く漬けるほどアルコール臭さが抜けて、甘みが増し、口当たりも良くなります。
(7)1日約10ccをお湯や水で割って飲みましょう。
炭酸水、ジンジャーエールで割っても美味しいです。
苦くて飲みづらいという人は、お好みで蜂蜜やレモンを加えて、味を調節してください。
(8)高麗人参は入れたままでも良いですが、取り出してもう一度お酒に漬けることで、また高麗人参酒を作ることができます。
その場合は、1回目よりもアルコール度数を少し上げると成分抽出率が上がります。
3回は抽出できるといわれていますので、せっかく高いお金を出して購入した高麗人参ですから、無駄なく成分を抽出しましょう。
お酒以外に、参鶏湯や天ぷらなどの料理に使っても美味しく食べられます。