高麗人参は五臓を補う!
『五臓六腑』という言葉は、ご存じない方の方が多いかもしれませんが、 果たして、その五臓六腑が体のどの部位を指しているのかということは、あまり知らないという方の方が多いかもしれません。
そもそも、『五臓六腑』とは、肝・心・脾・肺・腎の五臓と胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦の六腑を指しています。 簡単に言えば、人間の内臓全体という事です。 この言葉の発祥は歴史ある中国医学をルーツにしていて、解剖学を基本とする現代の医学とは別概念のものです。 しかし、『身体の大切な部分』という意味では、ポイントをついていると言えるのではないでしょうか?
そして、この『五臓六腑』にも登場する『五臓』に対して高麗人参は大きく貢献することができるのです。 そもそも、中国医学でいうところの五臓とは、臓器そのものを指すというよりも、『精・気・血』を蓄えるための蔵という意味合いが強く、 それゆえに陰陽道や五行思想につよく影響を与えています。
高麗人参が五臓に効果を発揮するということは、約2000年以上前に編纂された「神農本草経」という中国の薬物書でも窺い知ることができます。
五臓を補う。という一言で紹介が始まるのですが、これはまさに(心、肺、腎、肝、脾)を指しているわけです。
さらに「神農本草経」では、こう続けています。
精神に安らぎを与え、 魂魄を安定させる。邪気を取り除き、目を安らかにし、心を開く。智を益し、身を軽くし年を延ぶ。
読んで字のごとく、さまざまな効能を発揮してくれるというわけですね。
もちろん、五臓、つまり『精・気・血』の貯蔵庫にも安らぎを与えてくれるという事を察する事ができます。
さらに、高麗人参の特徴として長期間の服用が有効ということが挙げられます。 効果の方は、もちろんのことながら、副作用効果がほとんどないという点において有用性があるのです。 従来の医薬品については、長期間の服用ともなれば、必ずと言ってもいいほど副作用や弊害が起きてしまうでしょう。 高麗人参は、その点で安心できますね。 なんといっても医薬品ではなく、漢方・生薬なのですから。
副作用については、高麗人参に副作用はあるの?で詳しく解説しています。
みなさんも高麗人参で五臓を補ってみてはいかがでしょうか?