高麗人参ってどんな形をしているの?
皆さんは、高麗人参のまるごとの形を見たことがありますか? なんとも言えない、奇妙な形をしているのをご存知でしょうか?
よ~く見てみると、どことなくヒトの身体のような形をしていると思いませんか?
実は、ヒトの形に似ている高麗人参ほど高い値段がつくのです。
ヒトの形に似ている以外にも、価値を付ける基準として、
・太さ
・つや
・長さ
・年数
といった基準があります。
年数は、古いものほど高額になります。
実は高麗人参という名前も、ヒトの形に似ていることから付けられたと言われています。 ヒトの形に似ているものは、中々お目にかかることができないのですが、 高麗人参は根の部分を漢方などの薬として利用するために、その形や大きさが特に重要視されるのです。
インターネットで高麗人参の写真を検索してみると、とても立派な、 まるで女性の身体のような高麗人参の写真を見ることができます。
まるまるとした、栄養がたっぷり詰まったヒトの身体のような高麗人参を見ていると、 確かにこれを摂取すれば、健康にすごい効果を発揮してくれそう・・・といった気持ちになります。
実際に、高麗人参は素晴らしいパワーを持っているのはみなさんもご存知のとおりです。
高麗人参には、何年目で収穫するかによって価値が大きく変わるという特徴もあります。
日本では、風土や気候によって腐ってしまうことを避けるために4~5年生で収穫することがほとんどです。 しかし、高麗人参は6年生のものが良いとされており、 6年生になるとヒトの形に似てきて、大きく、高麗人参の効果もより高いものが多くなります。
高麗人参は、日本でも栽培はできるのですが、やはりベストの状態のものとなると本場の産地での栽培が適しているようですね。
また、高麗人参には【水参】【紅参】【白参】というような収穫後の処理による違いもあります。
水参は、収穫したそのままの状態。
紅参は、煮たり蒸したりしたものを乾燥させた状態。
白参は、皮をむいて日干しした状態。
となります。
それぞれ用途や薬効が異なりますので、参考にしてみてください。この処理法についての詳細は水参・白参・紅参、それぞれの特徴・・・で紹介しています。