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気になる!最高級高麗人参!

高麗人参は昔から高級品として扱われてきました。 素晴らしい薬効能力が、そのもっとも大きな理由ではありますが、同時に、『栽培が非常に困難』だった状況も、価格高騰に拍車をかけたといえるでしょう。 なんと、家を一軒買えてしまうような値のつく高麗人参まであったそうですから、『高級品』としての価値は、現在の世界では考えられないほどのものですね。 それだけお金を出してもイイという人がいるくらい、昔は重宝され、期待された薬草だったのです。

ちなみに、高麗人参は栽培される土地を非常に厳しく選びます。 具体的には、水はけの悪い土地や乾燥しすぎている土地、高温多湿の土地では高麗人参を育てることはできません。 そうなると、高麗人参を育てられる土地はかなり限られてくるわけです。 しかも、高麗人参は一度栽培すると、その土地では連作ができなくなります。 連作どころか、高麗人参を栽培した後は、その土地が使えるようになるまで十数年の年月をおかなければならないのです。

また、栽培までの土地作りも非常に難しく、栄養のある土地を一年から二年かけて整備しなくてはいけません。 また、高麗人参栽培に於いて、肥料を使うことは許されないので種まきから始まり、収穫するまでには四年から六年かかるのが一般的です。 もちろん栽培にあたって、高麗人参は虫害や水害などの悪影響に非常に弱いという側面もあります。 それゆえに、これだけの高値がついているわけですね。 高麗人参は、『土地』をえらび『手間』がかかるのです。

そんななかで特に高級な高麗人参として区別されるものがあります。 その条件は、
・『紅参』といわれる加工法を採用された高麗人参
・『六年根』といわれる栽培開始から6年目に収穫された高麗人参
であることです。

この他にも、人の形に似た高麗人参は特に超高級品として扱われています。(高麗人参の種類や型とは?にて詳細を紹介しています)

近年では、栽培方法なども改善されたために価格じたいは抑えられるようになりました。 しかし、上記の条件を満たした高麗人参は、なによりも栄養価が高いので区別されています。

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