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高麗人参と朝鮮人参は同じもの?

高麗人参の効能は、実に多岐にわたります。 肩こりや冷え症改善などの日常生活をより快適にしてくれる効果から、ガンや糖尿病、高血圧などの重篤な生活習慣病改善などなど・・・ その効果の高さから『万能薬』とも評され、長い歴史のなかで人々に愛飲されてきました。 今から2200年前の秦の始皇帝の時代にも、高麗人参は高い評価を受けていたようです。 始皇帝も高麗人参の効果に目をつけ、探し求めたと言われています。

さて、この高麗人参ですが、ほかに呼び方が複数あることを知っている方は意外に少ないかもしれません。 いくつか呼び方があると、混同してまぎらわしくなってしまいますが、なにしろ高麗人参は何千年ものあいだ、様々な地域で、様々な人・民族に利用されてきました。 そうなると呼び名が増えてしまうのも仕方ないですよね。 実際のところ、高麗人参の別名は数百個もあると言われています。

大概の場合、○○人参と先に地名がはいるようです。 例えば、もっとも有名なもののひとつに『朝鮮人参』があげられます。 なんと『朝鮮人参』と『高麗人参』は同じものだったのです。

この他には、「錦山人参」「信州人参」「出雲人参」などが挙げられます。 これらは、地域が生んだ名前というところですね。 また、加工法や形状からついた名前もいくつかあり、その名前を全てここに記載することは不可能なので、別の機会に譲りましょう。 ちなみに、現在では日本産のものと区別するために、韓国産のものを高麗人参と呼びます。

ちなみに、田七人参などと呼ばれているものも同じウコギ科の植物です。 田七人参は中国・雲南省などで産出されるものを指しているようですが、高麗人参は地域の差によってその特徴を大きく変えます。 特に田七人参は粘度が高く、一昔前まで、出血を止めたりする薬草としての働きを果たしていたそうです。 ガンや肝臓への効果も高いそうです。(高麗人参はガンにも効果あり?で詳細を解説しています)

ぜひ、これらの違いを利用したいところですが、なかなか全て試すというわけにはいかないですね。 現在では、サプリメントなどが普及し、高麗人参はより身近なものになりました。 これを利用してもいいかもしれませんね。

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